2014年8月11日月曜日

DACの紹介

私はMi-TakeさんのDACを使っている。
最初は何をどのように選んでよいのか全然わからなかった(笑)
1週間ほど悩んだけど色々と???だった。素人には難解なHPかもしれない・・・

結局のところ、音のよいDACはボリューム付のPCM1792と無しのPCM1794の2種類になる。
わかる人には当然だが、32bit対応のbit数が多いdacが音がよいわけじゃない。
オーディオ用途に使えるのは2種類ということだ。
更にこのDACを2個使ってパラレルに接続も可能になっている。こちらは高音質のPCM1792が3dBアップとなる。たかが、3dB、されど3dB。
スピーカーなら3dBの違いは倍の音量の違いだ。
私はボリュームの調整が出来る1792で1枚の基盤に2個DACが乗っているPCM1792Wを選んだ。高級なプリアンプを持っていれば別だが、そうでないならこちらの方がボリュームのマネージメントは楽じゃないかと思う。
ちなみにWになるので132dBだ。スペックどおり性能を発揮できるかは別にして驚愕のSN比だと思う。

DACが決まれば後は必然で他が決まってくる。
DIX9211のDAI制御基盤が必要になる。
これにオプションで表示用の液晶、赤外線リモコン対応基盤、光入力(tosrink)が選択できる。
液晶は機種によってオフスイッチでオフにした方が音がよい。当然の話だ。
表示は無くても困らないので液晶は無しにしている。

先に2枚の基盤が必要と書いたが、この後DDCの紹介で書くつもりのCM6631A。
この基盤を使うなら1792Wの基盤とリモコン基盤だけがあれば動作できる。(DACまで)
もし、これを参考に購入を検討されるならDACとリモコン基盤でよいと思う。
リモコンは別売りなので別途用意しないといけない。
 LV-10というリモコンだ。私はマルツパーツから購入した。

DACの後段はIV基盤だ。
1792Wの場合は2枚必要になる。1792x2で構築も可能だが、Wにしたのは、このIV基盤のオペアンプが違うからだ。Wの方はシングル動作になる。
 なぜ、シングルに拘るか。オペアンプで最高のものがある。OPA627BPだ。
普通のオペアンプは数百円だ。これは4千円以上する。金額も他を圧倒するが、性能も完全に他を圧倒する。

実は近所にオペアンプの交換を生業にしている人がいる。色々教えてもらったし、聞き比べもした。一緒に毎日のように音作りをしたこともある。627に匹敵するものは無かった。
ちなみに、627の後継で637があるが、音の評価はイマイチだ。ハイエンドモデルには採用されにくいと思う。
その頃彼から聞いた話だが、100万円のアンプは安すぎて、627は使ってないとか。
627ほどの性能になると、これを通れば通るほど音がよくなるそうな。プリアンプって要はこの性能になれば、無いよりある方が音がよくなるということらしい。

話がそれてしまったが、IV基盤1枚に6個、2枚あるので12個のオペアンプ。更に、1792Wはバランス出力されるので、変換基盤が必要だ。ここに2個。合計14個のオペアンプが必要になる。

次は電源だ。これはトランスと基盤で用意されている。

電源だが、これは音に対する影響が極めて大きい!
私も最初に1個のトランスと基盤だけ購入したが後から5V用を追加して2電源に変更した。
この効果は意外と大きかった。また、Mi-Takeさんとは別でトランスだけ購入すれば容量の大きいものがある。私は使っていないが、もしかすると効果あるかもしれない。

最近モバイルバッテリを購入して、apuを動作させてみたが、その電池よりトランス式のただのACアダプタのほうが圧倒的に高音質だった。
DACの5V電源からDDCに電源を供給してみたが、かなりよい感じだった。
Mi-Takeさんの電源は私はかなりのレベルだと思う。

まとめると
赤外線リモコン基盤
PCM1792WIV基盤 2枚(オペアンプ無し)
バランス・アンバランス変換基盤
トランス15V
トランス9V
電源基盤+-15V
電源基盤5V

オペアンプ (OPA627BP・別途購入)
LV-10(リモコン・別途購入)
CM6631A(e-bayから購入)
ということになる。
ケースとRCAの端子は最低でも必要になるし、ケーブルや工具も必要になると思う。
そのあたりは又の機会に。

ちなみにDACで4万円ほどだったと思う。電源から全部入れて。
制御基盤などが無くなれば多少安くなると思う。CM6631AはI2SでDACに入力するが圧倒的に音が違う!テストで聞き比べるレースにもならないので購入の必要は無いと思う。

ま、ここまでの超高性能DACがこの程度の値段で買えてしまう。

他に比較できないほどのスペックの高性能DACなので当然といえば当然!
圧倒的な情報量。どこまでも伸びる高域。すばらしいDACだと思う。安価で提供してくれるMi-Takeさんには感謝の念がたえない。

今まではAUDIOTRACKのサウンドカードを使っていた。候補としてDr.DAC2なども考えていた。
何のチップを使っているか。これは私にとっては大切なファクターだ。超高額なDACは別にしてスペック的にこれ以上のDACは結局見つからなかった。現時点ではこのDACに対するライバルは見つかっていない。


買ってきた状態でもすばらしいが、実はそれだけでは実力の半分しか性能を発揮していないことが後でわかった。CM6631Aのこととは別に。
また、後日その件についてはアップしたい。

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