2014年8月10日日曜日

apuへのインストール

APU1Cは私はヤマモトツールワークスさんで購入した。
日本でvoyageの発展に貢献しているところ、最悪何かあっても対応してもらえるだろうことからお世話になった。購入に関しては事務手続き?みたいな感じだったけど、メールした時、丁寧に返事があったので何か困ったら助けてもらえると思う。
今はメモリが多いAPU.1D4があるみたいだ。1Cしか持っていない私は比較していないがメモリ容量が違うだけだし、実動作でメモリはほとんど消費しないとおもうので、音質的な差は無いと思っている。購入したのは本体とケースだ。

巷で評判のapuだが、PCに入れたvoyageと比較して当然、音はよい。そりゃほぼ、音楽専用機でグラフィックのチップも無い基盤なので、当然だ。ただ、違いは少し音がよい。
いや、本当に。劇的に変わるか?変わって欲しいと思ったけど。それほどでもなかった。
ただ、このレベルになると、この違いは大きいかもしれない。少なくともPCでvoyageを再生することは無くなった。




APUへのインストールだが、PCに比較して意外と厄介だった。

2014.8.13追記 APU用のlightMPDが公開された。こちらはUSBメモリに起動できるディスクの作成は5分でできる。設定ファイルもwin上でドラッグ&ペーストで一瞬で設定が移行できて、音もよい。
voyageMPDは 私の場合NASの読み込みの関係でrtカーネルが必須だがそれを入れると数時間はかかる。linuxのddコマンドでusbメモリをコピーするにも数十分はかかる。
voyage側は今後不要になってしまうかもしれない。ただ、音色や出音は幾分違うので聴き比べは必須だと思う。

グラフィック用のチップを内蔵していない。音に関してはこれが最大のメリットだが。
そのおかげでCDから直接起動が出来ない。画面に表示するような指示があるとフリーズするらしい。
usbに入れて後からブートローダーを変更する手段もあるみたいだが、私はこれは挫折した。
私はシリアルケーブルを使うことにした。無くても、いいかと思っていたが無いと私は無理だった。
私はmsataは持っていないのでSDカードにインストールした。

apuへのインストールに必要なもの
ハード
RS232Cクロスケーブル
RS232Cとusbの変換アダプタ
 ソフト
Oracle VM VirtualBox
 (私のwin7ではusbの変換はドライバーのインストールが必要だった。)

 これはヤマモトツールワークスさんの説明
http://ytw.jp/archives/370

それではインストール
pxeブートという方法でインストールしていくことになる。

ケーブルを接続してSDカードを入れておく。
winのpcから Oracle VM VirtualBoxを起動。(voyage0.9.2)
特に注意点は設定でネットワークをブリッジにすること、これを忘れるとapuからvoyageを見つけることが出来ない。


起動したら下記のコマンドを入力
remountrw
/etc/init.d/voyage-pxe start 115200
以上でOracle VM VirtualBoxは起動したまま作業は終わりだ。

次に Tera Termからシリアル接続でapuに接続し、apuを起動する。
起動中にF12の起動メニューが出るのでF12を選択。
選択メニューが出るので
2番のiPXEを選択。
すると、先ほど起動したvoyageからpxeを探しに行く、うまく見つけると下記のような選択画面が出るので1を選ぶ。
1. PXE Boot Voyage Linux with a login shell
2. Start automated install for WRAP (/dev/hda and 38400 serial console)
3. Start automated install for ALIX (/dev/hda and 38400 serial console)

後はpcの選択画面でalixを選んでインストールすればよい。

win上のpxeが接続できないことが多いが、wan側の配線を抜くと少しは接続しやすくなるが、私のところでは結構接続には苦労した。根気よくやるしかないと思う。

SDカードだが、マウントエラーが出ることがある。その場合は
umount -a
もしくは
umount /dev/sda1
でマウントを外すかフォーマットをしてやるとインストールできるようになる。

フォーマットは
fdisk /dev/sda
Dで削除
1で削除するパーティション
Wで実行

次にパーティション作成
fdisk /dev/sda
nで新規作成
pでパーティション
1でパーティション番号
サイズはそのままリターンでok

フォーマット
mkfs.ext2 /dev/sda1

設定条件の変更
tune2fs -c 0 /dev/sda1

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