2014年8月13日水曜日

電源の考察

apu.1cの電源はトランス式の12V1Aの電源を使っている。
ヤフオクでたまたま見かけて購入したものだ。音質を考えての電源は後で考えて、とりあえずはapuの動作に最低限必要だったから。

DDCを検討したときフェーズテックのUDIF7も考えた。
そちらの記事で「まずは是非電池での音をお試しください。電池の音は最高ランクです。
電池の音を基準にしてAC電源をチューニングして行くとよいと思います」
と書かれていた。

私も、電池ならノイズレスの12Vなので、間違いないと思ってモバイルバッテリーを購入することにした。

 Anker Astro Pro2(第2世代) 4ポート 20000mAh というやつだ。
袋のケースも付いて、なんと、PC用の電源コードはapuの2.5mmにぴったりだ。
apuが電源で最高の音になって、ついでにそこのusbから、5VだけいただいてDDCも動作させようと目論んでいた。一緒にusbの自作ケーブルや端子も用意したくらいなので。
ちなみに、apuなら7~8時間動作できると思う。

届いて、充電が終えてから、早速視聴してみた。

ん?音に元気がない! あれ! ・・・・ダメだろこれ・・・・
いや、そんなはずはない! 何度比較してもオクで千円で買ってきたACアダプタに完敗だ。
まるで、勝ち目がない。誰が聴いてもすぐにわかる。まるで、音が違う。

ボーカルが3倍ほど広がって、中域が濃くなったように感じる。最初をぉ!音が厚くなったと思ったのだが・・・・どうも様子が変だ。音にエネルギーがまるでなくなって、上と下が切り落とされたようだ。なんだか、比べるのも馬鹿らしいほどに、このバッテリーの音は悪かった。

かなり、失敗した感の強い、というか完全に失敗してしまったモバイルバッテリだが。
おかげで、電源の重要性がさらによくわかった。かなり、音が変化するということだ。

なんとも言い切れないが、ACアダプタもトランス式で大きなサイズのものなら、オーディオ用途として使えるのじゃないかと思った。
このACアダプタはカプラーが2.1mmだったので、ケーブルを加工した。その際に+-の確認にテスターを使ったが、無負荷で17V近くあった。負荷がかかると1Aで12Vらしい。
普及品の大半はスイッチング電源だが、そちらは定電圧らしい。12Vなら12V固定だ。
DACの電源の方はどうかわからないが、トランス式は負荷で変動するらしい。
apuは0.5Aくらい消費するとして、要は電圧は12V以上かかっていると思う。

 ACアダプタでapuの動作を考えている人はトランス式を選択すると思うが、容量には注意した方がよいかもしれない。2Aとか大きくなると、その分電圧が高くなることが予想される。


この結果を受けて、usbケーブルの自作は5V電源はDACの電源から配線することにした。
また、usbケーブルも書きたいと思う。 予想以上に音色が変わる結果だった。

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